■ はじめに:なんとなく「牛乳石鹸」を使ってたけど、実は合ってなかった話
正直なところ、つい最近まで赤い牛乳石鹸(カウブランド赤箱)を使っていました。
実家でもずっと置いてあったし、「昔からある=肌にやさしそう」みたいなイメージがあったんです。
でも、顔を洗ったあとヒリヒリしたり、つっぱったり、粉をふいたり…。
冬になると頬や額が乾燥して、赤くなってかゆくなる。
それでも、「敏感肌だから仕方ない」と思ってたんですよね。

でもふと、その症状って石けんのせいかも?と気づいたんです。
成分表を見てみたら、香料・着色料・保湿剤など、肌への刺激になりそうなものがいくつも書かれていて。
そこから、本当の意味で肌にやさしい“無添加石けん”を探し始めました。
■ 僕の肌質について(同じような人に届けばうれしい)
まず前提として、僕の肌はこんな感じです:
- 子どものころからアトピー体質
- 顔まわりが乾燥しやすく、冬場は粉ふきや赤みが出る
- 市販の洗顔料や石けんが合わず、すぐにヒリヒリする
- 香料や着色料に敏感で、肌トラブルが出やすい
だから、洗顔料ひとつ選ぶのにも気を使います。
今回紹介する石けんも、「どれが良さそうか」じゃなくて、「どれなら肌が荒れなかったか」という観点で選んでいます。
■ 無添加石けん4種類を実際に使って比較してみた
肌にやさしいと言われる無添加石けんの中から、以下の4つを実際に使って比較しました。
🔹 1. シャボン玉 無添加せっけん
- 洗浄力:中〜やや強め
- 肌へのやさしさ:◎
- 成分:純石けん分(脂肪酸ナトリウム)100%
香料・着色料・防腐剤ゼロ。昔ながらのシンプルな無添加石けん。
泡立ち・泡切れもよく、使い勝手は抜群です。
ただ、乾燥肌の僕には洗浄力が少し強くて、冬場に使うとつっぱる感じがありました。
夏場や身体用ならアリかも。
🔹 2. ミヨシ 無添加白いせっけん
- 洗浄力:中程度
- 肌へのやさしさ:◎
- 成分:純石けん分(脂肪酸ナトリウム)100%、無香料・無着色
シャボン玉と似た構成ですが、使ってみるとややマイルドな印象。
泡がきめ細かく、すすぎやすい。そして何より、ヒリヒリ感がまったくなかったんです。
顔にも身体にも使いやすく、肌が落ち着いてくる実感がありました。
🔹 3. パックス石けん(太陽油脂)
- 洗浄力:やや弱め
- 肌へのやさしさ:◎〜◎◎
- 成分:パーム油+石けん+天然油脂(製品により異なる)
しっとり重視の石けんで、洗い上がりはかなり保湿感があります。
乾燥しがちな季節には嬉しい一方で、泡立ちがやや弱くて物足りなさも。
香りがついている製品もあるので、香料NGの人は注意が必要です。
🔹 4. アレッポの石鹸(オリーブオイル石けん)
- 洗浄力:弱め
- 肌へのやさしさ:◎◎(個人差あり)
- 成分:オリーブオイル・ローレルオイル・水・苛性ソーダなど
泡立ちは控えめ。でもしっとり感はダントツ。
オイルで洗っているような感覚で、乾燥肌には最高にやさしい使用感です。
ただ、脂性肌やベタつきが気になる人には重く感じるかもしれません。
ぼくは夏には少し合わない印象でした。
■ どれも良かった。でも僕には「ミヨシ」がいちばん合った
この4つの無添加石けんは、どれも信頼できる商品です。
でもその中で、僕が今もリピートして使っているのが「ミヨシ 無添加白いせっけん」です。
- 無香料・無着色・防腐剤フリー
- 泡立ちが良く、すすぎも早い
- 洗ったあとヒリヒリせず、肌が落ち着く
- コスパも抜群(100円ちょっとで1か月近く使える)
特別な成分が入っているわけではないけれど、余計なものが一切入っていない安心感があります。
■ 肌にやさしく使うコツ:洗い方・すすぎ・保湿が大事
石けんのやさしさを最大限に活かすには、使い方も大切です。
- 泡立てネットでしっかり泡立てる
- 手ではなく“泡で洗う”ようにやさしくなでる
- すすぎはぬるま湯で30秒以内に
- 洗顔後はすぐに化粧水と保湿を忘れずに
石けんが良くても、こすったり長時間放置すると肌に負担がかかります。
「洗う」から「保湿」までをひとセットにする意識が大事です。
■ まとめ:高い美容液の前に、石けんを見直してみてほしい
肌が荒れる、ヒリヒリする、粉をふく…。
そんなとき、いきなり美容液や高保湿クリームに頼る前に、「洗うもの」を見直すだけで変わることがあります。
僕の場合、それが「ミヨシ 無添加白いせっけん」でした。
どこでも手に入りやすくて、価格も手ごろ。
でも、それ以上に“なにも起こらない安心感”が大きかった。
もしあなたも、今使っている洗顔料や石けんに違和感があるなら、
ぜひ一度こういう“やさしすぎるくらいの石けん”を試してみてください。
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