スキンケアって、何から始めたらいいんだろう?
今でこそ人並みに化粧水も乳液も使ってるけど、最初は本当にわからなかった。男のスキンケアって「気にしてるのダサい」みたいな空気もあるし、やたら種類が多くて何が正解かも見えてこない。

この記事では、そんな“迷える男”だった僕が、スキンケアを始めてどう変わったのか。そして「最初の一歩はここでいい」と思えるようになった理由を、正直に書いていこうと思う。
最初は「化粧水って女の人が使うものでしょ?」と思ってた
学生時代の僕は、スキンケアに無頓着だった。せいぜい朝の洗顔と、冬場にたまに使うニベアくらい。
「化粧水って女の人のものでしょ?」
「男なのにスキンケアって、なんか気取ってる感じがして恥ずかしい」
そんな先入観があって、まったく手を出してこなかった。
でも社会人になって、マスク生活やストレスの影響か、急に肌荒れが増えた。
特に、頬の赤み・カサつき・ヒリヒリ感がひどくて「これはさすがにまずいな」と思い始めたのがきっかけだった。
調べても「とりあえず全部買え」みたいで混乱
「スキンケア 始め方 男」で検索して出てくる記事って、
- 化粧水
- 乳液
- 美容液
- 洗顔料
- クレンジング
- パック
とにかく商品名とステップが多すぎる。どれも「大事」って書いてあるから、逆に「結局なにから?」って混乱する。美容初心者の僕には、いきなりそんなに揃えるのは無理だった。
しかも、買っても正しい使い方がわからない。順番もタイミングも塗り方も自信がない。
「やらないよりマシ」だと思ってはじめたものの、続かなかった。
皮膚科のひとことでスイッチが入った
ある日、肌荒れが悪化して皮膚科に行ったとき、先生がこう言った。
「とにかくまずは“保湿”をしっかり。それだけで違いますよ」
え、そんなもんでいいの?と思った。
そこからは「とにかくシンプルにやってみよう」と決めて、
- 朝晩、ぬるま湯で顔を洗う(洗顔料は夜だけ)
- 洗顔後すぐに化粧水をつける
- そのあと乳液でふたをする
この“3ステップ”だけを1週間、まじめに続けてみた。
最初に効果を感じたのは「かゆみが減った」こと
僕は敏感肌で、すぐかゆくなったり赤くなったりするタイプ。けど、ちゃんと保湿するようにしてからは、
- 洗顔後のヒリヒリがなくなった
- 頬の赤みが引いてきた
- 朝起きたとき、肌がガサガサしてない
など、小さな変化が出てきた。鏡を見るのがちょっとだけ楽しみになった。
「よくわかんないけど、なんか良い感じ」
この実感が出てくると、スキンケアが“習慣”になってくる。
「全部やらなきゃ」じゃなくて、「最低限これだけ」でいい
スキンケア初心者がつまずくポイントは、
- 情報が多すぎる
- 人によって言ってることが違う
- 失敗したくないから調べすぎて動けない
だと思う。
けど、実際はそこまで深く考えなくてよくて、
✅ 洗う(1日1〜2回)
✅ 保湿する(化粧水+乳液)
これだけできてれば十分だった。美容液やパックは“余裕があったら”でいい。
しかも、肌が弱い人ほど“やりすぎ”がトラブルのもとになることもある。
僕が使ってるスキンケアの選び方(商品名はナシ)
いろんな商品があるけど、僕が大事にしてる基準はこれだけ。
- アルコール・香料・メントールなし(しみるやつNG)
- 敏感肌用って書いてあるやつを選ぶ
- ドラッグストアで1,000円前後のものでOK
高ければいいってもんじゃない。むしろ刺激が少ないほうが続けやすい。
結論:悩むより、とりあえず始めてみよう
スキンケアって、正直ちょっとめんどくさい。
けど、
- 肌が整うと、清潔感が出る
- 肌荒れのストレスが減る
- 自分をちゃんと扱ってる感が出る
この3つは、男にとってもすごく大きなメリットだった。
悩んでる時間がもったいないから、まずは「洗う+保湿」の2ステップだけでOK。
迷ったら、最低限のケアから始めてみてほしい。
※この記事は筆者の個人的な経験に基づいており、すべての方に当てはまるとは限りません。肌トラブルがある場合は専門医への相談をおすすめします。
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