とりあえず無印買っとけば安心、って思ってた頃の話
「敏感肌の男におすすめのスキンケアってなんだろう?」
──そう思って、最初に手に取ったのが無印良品の化粧水だった。
パッケージはシンプルで、成分もやさしそうだし、「無印=安心」っていうイメージ。
なんか肌にいいことしか入ってなさそうで、初心者の僕にはちょうどよかった。
そう思ってた。
でも、あの頃の僕は何も分かってなかった。
無印良品なら間違いないって思ってた
あの無印の透明ボトルと白ラベル。
無香料・無着色って書いてあるし、何より「敏感肌用」ってパッケージに書いてある。
そりゃ買うでしょ。
他に知識もないし、ドラッグストアの棚の前で5分迷うよりよっぽど安心感あった。
SNSでも「無印使ってる」って人よく見かけるし、「大丈夫そう」っていう気持ちだけで買った。
でも、実際に使ってみると…
最初の数日は気のせいかなと思ってた。
でも、なんかヒリヒリするし、赤くなる。
「え、敏感肌用って書いてあったのに?」
「オレの肌ってそこまで弱いの…?」
軽くショックだった。
調べてみると、無印良品のスキンケア=全部が低刺激というわけではないことが分かった。
たとえば、
- **エタノール(アルコール)**が入ってるタイプがある
- しっとりタイプとさっぱりタイプでも使用感がかなり違う
全部「無印」ってひとくくりにしてたけど、中身はけっこう違う。
無印が悪いんじゃない。知識がなかっただけ
ここで気づいたのは、「安心そうな見た目=肌に合う」ではないってこと。
- パッケージがシンプル
- 香りがない
- 有名ブランド
そんなのは自分の肌に合うかどうかとは全然関係なかった。
実際、無印良品の「しっとりタイプ」はアルコールが入ってるし、
「高保湿タイプ」だと重すぎてニキビが出る人もいる。
知識がなかった自分が、“それっぽい見た目”に安心して飛びついてただけだった。
敏感肌男子が最初に知っておきたいこと
僕がこの失敗から学んだことをまとめると、以下の3つになる。
- 「敏感肌用」と書いてあっても100%安心ではない
- アルコール・香料・メントールあたりは注意してチェック
- 口コミじゃなく、自分の肌の反応を信じる
無印良品にも、本当にやさしい商品はある。
でもそれをちゃんと選べるようになるには、最低限の知識と、ちょっとした経験が必要だった。
僕が「合う」と思えるスキンケアの基準
最近の僕が化粧水を選ぶときに見ているポイントはこんな感じ。
- 無香料・無着色・アルコールフリー
- 成分表の上位に水とグリセリンがある
- 「肌あれ防止」より「保湿」をメインにしている
- 「使用感が分かりやすいミニボトル」がある
別に無印がダメってわけじゃない。
実際、合う人にはすごくいいし、値段も手頃で続けやすい。
ただ、「無印ならなんとなく安心」という理由だけで選んだ僕には、まだ早かったのかもしれない。
まとめ:無印良品じゃなくて“自分に合う”を選ぼう
今なら分かる。
最初に買ったのが無印だったのは間違いじゃない。
でも、それを「敏感肌用っぽいから」って理由だけで買ったのは、ちょっと違った。
肌に合うかどうかは、ブランドじゃなくて中身。
そして、自分の肌をちゃんと観察すること。
僕はあの頃よりちょっとだけ肌に詳しくなった。
もしあなたが、「とりあえず無印でいいか」って思ってるなら、
この記事がちょっとでもヒントになればうれしい。
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