洗顔フォームって泡立てるの?知らなかった頃の話

メンズ美容×敏感肌のスキンケア入門

洗顔フォームって泡立てるの?知らなかった頃の話

僕がスキンケアに興味を持ち始めた頃、正直「洗顔なんて顔に塗って洗い流せばいいんでしょ?」くらいに思っていた。洗顔フォームを手に取って、適当に顔に塗って、水でバシャっと洗い流す。それだけで肌がきれいになると思ってた。

でも、どうやらそれは完全に間違いだった。

僕がやっていたのは、いわば「石鹸を顔に直塗りしている」みたいなものだったらしい。


泡立てる意味、知らなかった

ある日、ふとネットで「洗顔フォーム 泡立て」って検索してみたら、「泡がクッションになる」とか「手で擦るのがNG」とか、見慣れない情報が出てきて衝撃を受けた。

え?泡ってクッションになるの?
手でゴシゴシするの、逆にダメなの?

ずっと「洗顔=しっかり擦る」だと思っていた僕には、目からウロコだった。

しかも、「泡立てネット使うと簡単」って書いてあった。
泡立てネット?そんなもん、買ったことも使ったこともない。


最初は全然泡立たなかった

それでも、「泡が大事らしい」って知ったからには、やってみようと思った。

洗顔フォームを手に取って、水を少し加えて、手でこすり合わせる。……が、泡立たない。
何回やっても、なんかベチャッとした感じで、ふわふわの泡には程遠い。

「あ、これ自分には向いてないやつだ」と思って、結局また適当に顔に塗って洗い流す日々に戻った。


泡立てネットを使ってみたら世界が変わった

そんなある日、ドラッグストアで偶然「泡立てネット」が目に入った。値段は100円ちょっとだったし、「これで泡立つなら…」と試しに買ってみた。

家に帰って、ネットを濡らして、洗顔フォームをちょっと乗せて、クシュクシュしてみた。

……ふわっふわの泡ができた。

いやもう、感動だった。
「これが洗顔か!」ってなった。
まるで初めて文明に触れた原始人のような気持ちだった。


泡で洗うと、肌が痛くならない

それまでの僕は、顔を手で擦ることで「洗った感」を得ていた。
けど、泡でやさしく包み込むように洗うと、全然違う。

まず、洗った後に肌がつっぱらない。
ヒリヒリもしない。
洗いすぎた感がない。

なにより、「あ、自分を大事にしてるかも」っていう感覚があった。

これがスキンケアの第一歩なのかもしれない、と思った。


泡がちゃんと立たないときの対処法

泡立てネットを使っても、うまく泡立たないときがある。
僕がやったなかで効果があったのは、

  • ネットをよく濡らしてから使う
  • 水を少しずつ足しながら泡立てる(最初に入れすぎない)
  • 洗顔フォームは多すぎてもダメ(1〜2cmぐらいでOK)

という基本的なことだった。

特に「水の量」がすごく大事。少なすぎてもベタつくし、多すぎるとシャバシャバになる。慣れるまでは難しいけど、コツをつかめばだんだん気持ちいい泡が作れるようになってきた。


結論:洗顔は泡立てが9割

今の僕は、洗顔フォームをそのまま顔に塗ることはしない。
泡立てネットでしっかり泡を作って、そっと肌に乗せて、撫でるように洗う。

それだけで肌の調子が良くなった気がするし、何より「雑に扱われてない感」があって気分もいい。

肌が弱い僕にとって、「どう洗うか」は「何を使うか」より大事だった。
洗顔フォームの種類も大事だけど、まずは「ちゃんと泡立てること」。それが一番の基本だった。

もし昔の僕みたいに、泡立てずに洗顔してる人がいたら、まず泡立てネットを買ってみてほしい。

たった100円ちょっとで、肌の未来が変わるかもしれない。

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