■ はじめに:なんとなく「牛乳石鹸」を使ってたけど、実は合ってなかった話
正直なところ、つい最近まで赤い牛乳石鹸(カウブランド赤箱)を使っていました。
実家でもずっと置いてあったし、「昔からある=肌にやさしそう」みたいなイメージがあったんです。

でも、顔を洗ったあとヒリヒリしたり、つっぱったり、粉をふいたり…。
冬になると頬や額が乾燥して、赤くなってかゆくなる。
それでも、「敏感肌だから仕方ない」と思ってたんですよね。
■ 保湿してるのに、肌が乾くのはなぜ?
洗顔後に化粧水をつけて、乳液でフタをして、それでも肌がカサカサ。
「保湿はしてるのに、なんで?」という疑問、あると思います。
ぼく自身、アトピー体質の敏感肌・乾燥肌で、スキンケアには人一倍気を使ってきました。
無添加のものを選び、洗顔後は毎回すぐに保湿。なのに、肌の乾燥がなかなか改善しない時期がありました。
■ 外からの保湿には限界がある?体験して気づいたこと
あるとき、ふとこんな感覚がありました。
「いくら保湿しても、化粧水が肌に“染み込んでいかない”感じがする…」
実際、つけてもつけてもすぐ乾く。
乳液でフタをしても時間が経つとつっぱる。
そんなとき思ったんです。
「これって、外から補ってるだけじゃどうにもならないんじゃないか?」
そして、自分の生活を振り返ってみて気づきました。
■ 保湿の“保”をするための水分が、体に足りてなかった
ぼく、ほとんど水を飲んでなかったんですよ。
仕事中はコーヒーや緑茶ばかり。喉が渇いたら炭酸水か缶コーヒー。
いわゆる「水分」はとってるつもりだったけど、「水」そのものを飲んでいませんでした。
保湿の“保”をするための水分が、体にそもそもなかった。砂漠に化粧水かけても、結局は砂漠。
この気づきが、スキンケアへの考え方をガラッと変えました。
■ 毎日2リットル水を飲んだら、肌がしっとりしてきた
そこから、毎日意識して「水」を飲むようにしました。
- 目標は2L。最低でも1Lは飲む
- 朝起きてすぐに1杯
- 食事のたびに1杯
- 午後はコーヒーを減らして水に
- 入浴後や寝る前にも水分補給
最初はトイレが近くなって面倒でしたが、慣れると平気に。
そして1か月ほど経つころ、明らかに肌の状態が良くなってきました。
■ 実感した変化
- 洗顔後のつっぱりがほぼ消えた
- 粉ふきが出にくくなった
- 肌が柔らかく、しっとりしてきた
- 赤みやヒリヒリが起きにくくなった
とくに感じたのは「朝の肌の調子がいい」ということ。
水をしっかり飲むだけで、ここまで変わるのかと驚きました。
■ なぜ水が肌に効くのか?
体の約60%は水分。
肌の一番外側の角質層にも、一定の水分が必要です。
ここが乾くとバリア機能が落ちて、乾燥・かゆみ・赤み・ニキビの原因にもなります。
外から補う保湿も大事だけど、体内に水分が足りていなければ根本的な解決にはならない。
肌が潤うには、まず体の中から整える必要があると実感しました。
■ コーヒーやお茶はダメなの?
完全にダメとは言いませんが、注意が必要です。
- コーヒー・緑茶・紅茶:カフェインに利尿作用があり、水分が抜けやすい
- ジュース:糖分過多で血糖値が乱れやすい
- アルコール:脱水を引き起こす
だからこそ、「純粋な水」が大事なんです。できれば常温水か白湯がベスト。
■ 水を飲む習慣をつけるコツ
- デスクに水のペットボトルを常備
- 食事のたびにコップ1杯を意識
- 白湯にして飲みやすくする
- 朝イチと入浴後を“習慣化ポイント”に
水って、「意識しないと飲まない」んですよね。
だからこそ、ルーティンに組み込むのがポイント。
■ まとめ:乾燥肌は“内側から潤す”ことも大事だった
- どれだけ保湿しても、体の中が乾いてたら意味がない
- 水を毎日しっかり飲むことで、保湿の効きも良くなる
- アトピーや敏感肌こそ「外から+内から」のW保湿が重要
ぼくの場合は、水を飲む習慣をつけただけで肌が変わりました。
もちろん個人差はありますが、「肌が乾く…」と感じたら、水分摂取という根本を見直してみてください。
※この記事は筆者の体験に基づいています。水の摂取量は体調に合わせて無理のない範囲で調整してください。
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